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  官能小説(短編集)。SM、近親相姦、人妻調教など。波乱万丈な人生を歩んだ松子から、濃厚な女のため息と本音を受け取ってほしい・・・
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一体何キロ泳いだのだろう・・・。
いまさら、数える気力もない。

25mプールには、底がなかった。
潜っても潜っても足がつかなかった。
私は必ず、怖くなって途中で浮いてきた。
何度やっても足がつかず。
だから底は知らない。
本当にあるのか、ないのか。

足はカクカクと痙攣している。
手でおさえると、止まった。
しかし、また離すと、カクカクしてくる。
それも右足だけが。
おもしろい。
平泳ぎの後は、いつも使わない筋肉が痛くなる。
明日、きっと内股と腰が痛いだろうなぁ。

塩素の匂いがほのかにする。
皮膚も少しふやけているようだ。
泳いだ達成感は十分あった。
それにもう、私の全身の力は使い果たしており、ギブアップ。
でも泳げといわれたら、まだ少し泳げるかも知れない。
ちょっとだけ、休憩したら。
今の私は人魚だから。

泳いでいる間は、白い世界が広がっていた。
まだしばらくこの世界にいたい。
けだるくて、開放的なこの世界に。
このまま、沈んでいきたい・・・。


「ルルル・・・・」
突然、電話が鳴った。
受話器をとると、女性の声が聞こえた。
「チェックアウト15分前です。」
そうか・・・。
そういえば、と、横をみた。
汗をかいた知らない男が大の字で、眠っている。
軽くいびきの音がする。
(まあまあだったわ。とりあえず、合格よ。)


ベッドから起き上がろうとした。
しかし、腰が抜けたみたいにまっすぐ立てない。
中腰のまま浴室へ行った。
軽くシャワーを浴び、そそくさ着替えた。

男はまだ寝ている。
叩き起こしてやろうかしら。
それともそっと寝かせてあげようかしら。

メモを残してホテルを出た。
数秒後、私はただの通行人になれた。

外は、気持ちよかった。
毒素が全部出た後のように子宮が軽い。
それにお天気も最高!
でも、消えてしまいそうな私だけの余韻をもう少しだけ楽しみたい。
腰をおさえながら、コーヒーショップに入っていった。








松子からのコメント


男性のイクときは、100mを全力で走った後だとよく聞きます。

じゃあ、女性は? きっとこんな感じでしょうか。



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