FC2ブログ
  官能小説(短編集)。SM、近親相姦、人妻調教など。波乱万丈な人生を歩んだ松子から、濃厚な女のため息と本音を受け取ってほしい・・・
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




リンクは大歓迎です。どうぞご自由にお持ち帰りください!!
但し、小説・文章等の著作権は放棄しておりませんのでご了承ください。

少し離れた場所で、女子高生たちがこっちを指差し、笑っている。
横にいるおばさんは、僕のことを変態でも見るようににらんでいる。

僕は、自分が置かれた環境に気づき、青ざめた。
彼女たちは僕を責めるばかり。
決して助けてはくれない、女ばかりの集団だったんだ。

僕はじっと耐え、下を向いた。
“コソコソ”“ヒソヒソ”と周りの声が聞こえた。

「きっと、彼女にひどいことしたのよ」

「ただの変態じゃないの?」

僕は、じっと考えた。

冷静になれ!
そうだ、おばさんに事情を言ったら、助けてくれるかも知れない。

そう思い、さっきのおばさんを声をかけようと顔をあげると、おばさんはいなかった。
変わりに、はっとするほどのきれいな女性が立っていた。
30代前半だろうか。
キリリと髪を後ろに結い、濃い顔立ちの女性だ。

彼女は、まるで品定めをするように、僕を見ている。
そして、その視線が、下へ下へと降りていく。

「ふぅ~~ん」

鼻先で笑われた。

(あ! まずい!!)

コートの裾から、ズボンのファスナーからはみ出して、白いシャツが見えている。
すでに股間の盛りは萎えていたが、膨れた痕跡が残っている。
それをこの女に見られてしまったのか!?
女はこのふくらみの意味を察したのか、僕から離れてしまった。

改めて、周りを見渡した。
僕が見ると、目をあわさないように女たちは顔を背けた。

「やだー、見てるよ。」
遠くで女子高生たちの声が聞こえた。
僕は居た堪れなくなり、また下を向いた。

(誰か助けてくれ、お願いだ!
 それに、僕は変態じゃないんだよ。)

次の駅でどっと人が流れこんできた。
車両は満員状態になった。
でも、僕は目を閉じたままだった。

(何とかこのまま寝たフリをしよう。
 電車が車庫に入る前に、きっと駅員が気づくだろう。
 でも、駅員は僕を信じてくれるだろうか。
 僕は変態じゃないということを。
 彼女に仕組まれたって話しても、信じてもらえないだろうな?
 あ、そういえば、女性専用車両に乗った男は、犯罪者になるのか?)

電車が揺れた。
大きな人の波が、僕に向かってかぶさった。
僕は女性たちに触れて誤解されたくないから、力いっぱいに足を踏ん張り、後ろから来る波をカラダで受け止めた。

しかし、後ろの女性たちは、まるで僕を壁みたいに扱い、カラダを擦り付けてくる。
多種多様な香水の匂いが立ちこめている。
その中にも女独特の匂いも混ざっている。
僕は、背中やわき腹いっぱいに、柔らかく弾力あるふくらみを感じながらも、それが一体何なのか、想像しないようにした。

(ダメだ。想像しちゃだめだ。
 反応したらそれこそ変態扱いされてしまうぞ。)

(あ、そうか。
 そもそも手錠をはめられているから、痴漢の疑いはないな。
 それに自分で手錠なんてかけられないし。
 僕は被害者だと信じてもらえるだろう。きっと・・・)

その時だった。
モゾモゾと下の部分で動く気配を感じた。
僕は目を閉じたまま、それが何かを考えた。
いや、考えなくてもわかっていた。
それは、男を触る “慣れた手” だった。
でも、僕を放置した彼女のものではない。
それぐらいは、わかった。
明らかに、知らない”未知の女人の手”だった。

僕は、先ほどの美しい女性を思い出した。

(この手が、あの美人の手だったらいいのに・・・。
 でも後ろに違うおばさんもいたな。
 おばさんだったら、どうしよう。
 でも、このタッチ、感触、手も細くしなやかだ。
 こんなエロい感触は、絶対美人だよ。
 絶対そうだ、間違いない!)

そう信じたい気持ちだったから、目を開けなかった。
事実を知るのが怖かった。

その手は僕の股間の間から出てきた。
するっと、僕の一物が捕まれた。

(あっ!)

手は大事そうにゆっくりと撫でている。
粘りっこく、その上、じらすように、僕の大事なものが包まれてしまう。
少しだけ、ズボンの前の部分がきつくなってきた。
その手は、まるで僕のその大きさを測るかのように、今度は手のひらで全部をすっぽり握ってしまった。

(やばい・・・。そんなことされたら、大きくなってしまう・・・)

手のぬくもりが布を通して感じてきた。
しかし、女の手は一度ぎゅっと握っただけで、そのまま離れてしまった。
僕はほっとした気持ちと、まだ続けてほしいと気持ちで、困惑した。
下半身は一向に収まる様子はなく、次第に触れてほしいという欲望がどんどんと膨らんでいく。

(あぁ、お願いだ。もう少しだけ・・・)

僕の下半身はやるせなさでいっぱいだった。
誰でもいいから触ってもらいたい。
この際、さっきのおばさんでもいいよ。

(誰か・・、誰か・・・・・触れてくれぇ・・・)


スポンサーサイト
[PR]

[PR]





リンクは大歓迎です。どうぞご自由にお持ち帰りください!!
但し、小説・文章等の著作権は放棄しておりませんのでご了承ください。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://matsukos.blog110.fc2.com/tb.php/67-786366a0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
FC2官能小説Ranking ←官能小説の楼門!! 他の方の小説も読んでみてください
人気blogランキング ←大量一般小説。全ブログ対象だから常に大量入荷、新鮮記事!


Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ
アクセスランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。